部誌・入試模試





このページでは灘中学校灘高等学校文化祭で配った部誌と灘中入試模試を公開しています。
ぜひ印刷してお読みください。

部誌

文化祭で配った部誌を掲載しています。部誌はPDF形式です。 ご覧になるにはAcrobatReaderが必要です。

  作者 参考文献記載
2002年度
フーリエ解析について  
約数の和に関する考察TEX形式版 西本将樹
カタラン予想について  
2003年度
グラフの点彩色 伊藤佑樹 -
ルービックキューブの可解性 西本将樹 -
波動方程式   -
カタラン予想のごくごく一部の解 矢野厚 -
2004年度
n冪剰余 西本将樹
立体魔方陣 西本将樹 -
どの連続する部分をとっても同じ
性質を持つ数
矢野厚 -
角度の詰め込み 伊藤佑樹 -
2005年度
正方形の順詰め込み問題 伊藤佑樹
三角関数のm乗和 関典史
素数いろいろ 下尾知
線形合同法における正しい数値設定 河口祐輝 -
2006年度
n進数表示平方数 伊藤佑樹
統計について 大道修
誰でもわかるプログラム講座 織谷康之 -
正方形からなるブロックの1×nによる被覆 河口祐輝 -
四色定理 佐藤龍太郎
「Mod13スピード」のルールとテクニック 下尾知 -
mod pでみた累乗数 関典史
三角関数のm乗和 関典史 -
高速フーリエ変換 平野正浩
円周上の格子点 吉田雄紀
2007年度
2007年度部誌 数学研究部
2008年度
2008年度部誌 数学研究部
2009年度
立方剰余 清水元喜
正多胞体 木村冬馬
n次元球の体積・表面積 木村冬馬
「麻雀」における特殊な確率 本田貴大
2010年度
表紙
目次
ルート和の無理性 三谷庸
球を切らずに裏返す方法 藤村悠太朗
天秤と偽コイン 北村拓真
コラッツの問題> 黒住篤優
様々な図形における彩色問題 城下慎也
1のn乗根について 本田貴大
Z[i]におけるDirichletの算術級数定理 清水元喜
ピタゴラス数 松尾佳紀
接2次曲線束 西川秀明
正多面体の埋め込み 西川秀明
クラブ紹介 本田貴大
2011年度
目次
選挙について 宮本大輔
カプレカー変換 重村卓人
ケーキを分割する方法について 三谷庸
結び目理論 北村拓真
無理数の無理数乗は有理数となるか 黒住篤優
二項係数とn乗数 本田貴大
算術級数の素数定理 清水元喜
2012年度
表紙
n乗和の基本対称式での表し方 重村卓人
ある合同式の解の個数 三谷庸
フィボナッチ数列の整数多項式 黒住篤優
確率分布 石関海也
幾何的双対性 北村拓真


注意:部誌の内容をコピーしたり引用したりするときは
その部誌の中に記載されているメールアドレスか数学研究部にご連絡ください。

灘中入試模試

文化祭で配った灘中入試模試をJPEG形式で掲載しています。
解答はPDF形式です。
ご覧になるにはAcrobatReaderが必要です。
    

                 
第8回(2004年度文化祭)
・1枚目(問題1〜6)
・2枚目(問題7〜11)
・3枚目(問題12〜15・解答欄)
・4枚目(後記)
・解答解説(PDF形式)
                 
第9回(2005年度文化祭)
・1枚目(問題1〜5)
・2枚目(問題6〜11)
・3枚目(問題12〜15・解答欄)
・4枚目(後記)
・解答解説(PDF形式)
             
第10回(2006年度文化祭)
・問題(PDF形式)
・解答解説(PDF形式)
                  
第11回(2007年度文化祭)
・問題(PDF形式)
・解答速報(PDF形式)
・解説(1,2,3,5,7,10,11,12,13,14,15)(PDF形式)
                  
第12回(2008年度文化祭)
・問題(PDF形式)
・解答速報(PDF形式)
・解説(coming soon)
                  
第13回(2009年度文化祭)
・問題(PDF形式)
・解答速報(coming soon)
・解説(coming soon)
         
第14回(2010年度文化祭)
・1枚目(問題1〜7)
・2枚目(問題6〜13)
・3枚目(問題14〜15・解答欄)
・4枚目(後記)
・解答速報(coming soon)
・解説(coming soon)


灘中の受験を考えておられる小学生の方および保護者の方へ


こんにちは。本日は灘校数学研究部のホームページにお越しくださり有難うございます。また、灘中入試模試を解いてくださり、あるいは解こうとしてくださり、有難うございます。

さて、灘中の受験を考えておられる皆様方に、「灘中入試模試」に関してお伝えしなければならないことがあります。

時折耳にする話なのですが、文化祭にいらっしゃった小学生の方が灘中入試模試に挑戦なさり、全然解けずに落ち込んでしまわれるというケースがあると聞くことがあります。

どうやらわれわれが灘中入試模試を作成している意図がうまく伝え切れていないような感じがするのです。

灘中入試模試がこのようなタイトルで公開されているのは以下の理由によります。

@灘校生が作問しており、灘校の文化祭で配布している
A灘中入試の算数第一日目と出題形式が同じである
B問われる能力の種類が灘中入試の算数第一日目と似ている(「同じ」でないことに注意してください)

Aに書きましたように見た目が灘中入試の算数第一日目に似通っていることから、「灘中入試模試」を、本物の灘中入試の予想問題、あるいはその腕試しとして捕らえられる方が多くおられるようですが、実際はそのような意図で作られたものでは全く無く、難易度的に言っても本物の入試よりはるかに難しく、また本物の入試のように数分で解かなければならないものではなくむしろ何時間も何日も考えていただけるような内容になっているはずです。そのように作ってあるのです。

ですから、灘中入試模試の問題を何問解けたかということは灘中に受かるかどうかということには全く関係ないと考えてください。そして一問も解けなくても悲観はしないでください。実際解けないのが普通です。

とはいえ、問題を解くのに必要な知識は小学生のレベルで十分ですし、灘中入試の雰囲気を(本物より難しい問題で)味わっていただくという意味で、算数好きの小学生の方には(それ以外の方でも)楽しんでいただけると思っています。問題を早く解こうとせず、なかなか解けなくてもあきらめずに何時間も考えて欲しいのです。そうしてついに解けた時の喜びは普段味わうことのない格別なものだと思うのです。

お母さん方も、そもそもそういうものだとご理解いただいたうえで、お子さんに挑戦させていただきたいと思います。

もちろん何時間もこのようなもののために時間をとれることも余り無いと思いますが、少しの時間の合間にでも引っ張り出して考えていただければこれ以上の喜びはありません。

また、当然のことながら灘校数学研究部は灘中入試に全く関与していませんので、それぞれ別々のものとして励んでいただければと思います。

このような意図が今まで十分伝えられなかったこと、また(上に書いたことを前提にしても)少々難しすぎる問題が多くなってしまっていたことは当方として反省すべき点だと感じています。この場を借りてお詫び申し上げます。

灘校数学研究部
    

    

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